68大阪まんぷく堂＆六歓〔京都〕

江戸中期、享保2年（1717年）に創業。
「大江山 生野の道も 遠ければ まだ文も見ず 天の橋立(小式部内侍)」と小倉百人一首にも詠まれる“京街道・生野里”に所在し、福知山盆地の厳しくも豊かな自然の中で清酒製造業を営んでおります。
当蔵は、福知山市唯一残る酒蔵として地の米、地の水、地の空気で醸す酒=福知山をまるごと味わえる酒を追及して地元酒米を使用した酒造りに挑戦しております。
当蔵の酒造りは自然環境を生かした寒仕込みに限定し、総米500㎏以下の小量仕込みのみで酒造りをしています。作業は一貫して女性杜氏(蔵元の娘)を中心に蔵人の手で行い、昔ながらの木槽(きぶね)で丁寧に搾っています。
現在は福知山音頭にちなんだ銘柄「福知三萬二千石」と、2012年から米、水、人、全てを蔵元がある六人部地域にこだわった地酒ブランド「六歓」を製造しております。